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【新華社北京2月23日】中国パソコン大手、聯想集団(レノボ・グループ)が23日発表した2021年10~12月期決算は、売上高が前年同期比16%増の1287億元(1元=約18円)、純利益が62%増の40億9千万元だった。
10~12月期は、デジタルトランスフォーメーション(DX)の加速の流れを掴み、設備とソリューションのイノベーション能力、卓越した運営により新型コロナウイルスやサプライチェーン混乱などの課題を克服。3S(スマートモノのインターネット、スマートインフラストラクチャー、スマートバーティカル)戦略推進で大きな進展を遂げた。
各主要事業の売上高はいずれも2桁増となり、パソコン事業以外の成長エンジンも原型がほぼ整った。インフラストラクチャー・ソリューショングループ(ISG)は売上高が19%増の123億元、営業利益が1億800万元とIBMのx86サーバー事業買収後の初の黒字計上となった。昨年新設されたソリューション・サービスグループ(SSG)は、高成長を維持するとともに収益率を高め、売上高は25%増の95億8千万元、営業利益が44%増の21億元となった。
純利益は前年同期比伸び率が6四半期連続で50%を超え、純負債も引き続き減少した。ネットキャッシュフローは5億2千万元と5年ぶりにプラスとなった。
研究開発投資は38%増の35億1千万元となり、3年以内の研究開発投資倍増という目標を達成しつつある。新ITの持続的な研究開発により象徴的意義を持つ受注も多く獲得し、人工知能(AI)やエッジコンピューティング、ハイブリッドクラウドなどの技術の持続的なイノベーションも取引先から評価された。
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