テスラ上海工場、サプライチェーン問題で再び操業停止の報道 テスラは否定

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米電気自動車(EV)大手テスラの上海工場が5月9日、サプライチェーンの問題を理由に生産を停止した。中国テック系メディア「新浪科技」が関係者2人の話として伝えた。

同工場は上海市での新型コロナウイルス感染拡大により、22日間にわたって操業を停止していた。4月19日には一部生産を再開していたが、そのわずか数週間後に再び操業を停止したことになる。関係者によると、サプライチェーンの問題がいつ解決するかは不明で、生産再開の見通しも立っていない。

問題が発生しているサプライヤーには米ワイヤーハーネスメーカーAptiv(アプティブ)が含まれる。テスラや米ゼネラルモーターズ(GM)向けのワイヤーハーネスを生産している同社の工場で感染者が発生したため、出荷を停止せざるを得なくなったのだという。

この報道を受け、テスラは「現在のところ、上海工場が生産を停止したとの連絡は受けていない。 4月19日に従業員が持ち場に戻ってからは段階的に生産を再開している。物流に遅れが出ている可能性はある」と回答した。

中国汽車協会によると、さまざまな要素が影響し、中国の4月の自動車販売台数は48%減少している。

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(36Kr Japan編集部)

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