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【新華社北京5月17日】中国車載電池大手の寧徳時代新能源科技(CATL)はこのほど、タイ石油公社(PTT)の電気自動車(EV)事業子会社アルンプラスと戦略的協力覚書を締結したと発表した。双方は東南アジア諸国連合(ASEAN)地域での電池関連事業で協力し、それぞれの競争優位性をさらに増強する。
CATLは、アルンプラスに最新技術「CTP(セル・トゥー・パック)」のライセンスを供与する。双方はPTTと中国台湾地区の電子機器受託生産大手、鴻海科技集団(フォックスコン)が合弁で設立したEVブランド「ホライゾンプラス」やその他のEVブランドに電池を供給する。ホライゾンプラスは2024年のタイでのEV生産開始を予定している。
CTP技術はモジュールを使わずにセルをバッテリーパックに統合する技術で、バッテリーパックのエネルギー密度を向上させ、製造工程を簡略化し、コストも節減する。
タイは、2030年までに自動車生産に占めるEVの割合を30%以上にする目標を掲げる。今回の協力は、新興EVのエコシステムの発展を後押しし、タイ経済の低炭素化転換と、EV生産における地域中心の構築を促進する。
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