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中国ネット大手のバイトダンスが運営する動画共有プラットフォーム「TikTok」が、欧州および米国でライブコマース事業を展開する計画を中止したことが分かった。英経済紙「フィナンシャル・タイムズ」が7月5日、複数の関係者の話として伝えた。
TikTokの計画では、すでにライブコマース事業を展開している英国に続き、2022年上半期にはドイツ、フランス、イタリア、スペインの5カ国で、下半期には米国でライブコマース機能の提供を開始する予定だった。
しかし、英国での電子商取引(EC)事業が苦戦を強いられている上、現地スタッフの離職も相次いだため、事業拡大を断念したとみられる。TikTokは、現在のところ欧州でEC事業を展開する計画はないとした上で、英国での事業を成功させることに集中する方針を示した。
TikTokは21年、インドネシアでEC機能の提供を開始し、22年に入ってからはタイ、マレーシア、ベトナムでも同機能を提供している。
(36Kr Japan編集部)
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