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【新華社北京10月12日】中国汽車工業協会(CAAM)が11日に発表したデータによると、中国の9月の自動車生産台数は前年同月比28.1%増(前月比11.5%増)の267万2千台、販売台数は25.7%増(同9.5%増)の261万台だった。自動車取得税の減額政策が引き続き効果を促し、消費シーズンの9月における自動車市場の追い風となった。
1~9月の累計生産台数は前年同期比7.4%増の1963万2千台、販売台数は4.4%増の1947万台で、生産台数の伸び率は1~8月より2.6ポイント、販売台数は2.7ポイントそれぞれ拡大した。
9月の自動車輸出台数は73.9%増(同2.6%減)の30万1千台だった。車種別では乗用車が85.6%増(同3.9%減)の25万台、商用車が32.6%増(同4.4%増)の5万1千台、新エネルギー車(NEV)が2倍以上(同40.3%減)の5万台だった。
1~9月の累計輸出台数は55.5%増の211万7千台だった。うち乗用車が60.1%増の169万6千台、商用車が39.2%増の42万2千台、新エネ車が2倍以上の38万9千台となった。
また、中国の全国乗用車市場情報連合会(CPCA)は11日、9月の完成車とコンプリートノックダウン(CKD)方式部品を含む乗用車輸出台数が前年同月比85.0%増、前月比6.0%減の25万台だったと発表した。うち、新エネルギー車は18.4%を占めた。1~9月の累計輸出台数は前年同期比60%増の159万台だった。
9月の自主ブランドの輸出台数は前年同月比88.0%増、前月比13.0%増の20万4千台、合弁・高級車ブランドは前年同月比60.0%増の3万4千台だった。
CPCAは、企業活動の再開を後押しする政策により、国産新エネ車ブランドの海外進出は増えつつあり、国外での知名度の向上やサービス網の整備に伴い、今後の見通しも明るいと予想する。9月の新エネ車輸出台数上位5社は、上海汽車集団傘下の上汽集団乗用車が1万5509台、比亜迪(BYD)が7736台、米テスラ中国法人のテスラ中国が5522台、上海汽車集団の傘下で米ゼネラル・モーターズ(GM)などが出資する上汽通用五菱汽車が4123台、吉利汽車控股が2364台だった。
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