セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録
アンハイザー・ブッシュ・インベブのアジア太平洋地域の子会社、バドワイザーAPACはこのほど、中国高級ビール市場には期待し、中国事業を拡大していく考えを示した。同社は現在、アジア太平洋地域の中国、オーストラリア、韓国、インド、ベトナムを主要市場としている。
バドワイザーAPACのジャン・クラップス最高経営責任者(CEO)は、2023年第1四半期(1~3月)の中国市場の力強い回復を実感しているとし、向こう10年の中国高級ビール市場には大きな潜在力があるとの見方を示したとロイター通信が報じた。また、米金融大手シティグループが2日発表した報告書の見方として、バドワイザーAPACの23年の事業成長は中国市場での実績にかかっていると伝えた。
中国ビール市場の高級ビールのシェアは現在、約16~17%。バドワイザーAPACはこのシェアが将来的に2倍になると予想する。同社は今年、傘下の高級ビールの販売量100万リットル以上の中国の都市を昨年の201都市から220都市に、ヒューガルデン、ブルーガール、コロナなどの「超高級ビール」を販売する中国の都市を昨年の51都市から60都市に増やす目標を掲げている。
(36Kr Japan編集部)
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録