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中国電気自動車(EV)最大手のBYD(比亜迪)は3月28日、2022年12月期通期の決算を発表した。売上高は前年比96%増の約4240億元(約8兆2000億円)、純利益は前年比445%増の約166億元(約3200億円)だった。
同社は新エネルギー車を主軸とする自動車事業のほか、スマートフォンの部品製造・組立事業、二次電池・太陽光発電事業などを手掛けている。うち、自動車事業の売上高は、前年比151%増の約3240億元(約6兆2600億円)で、売上高全体の8割弱を占めた。
BYDは22年、新エネルギー車の販売台数で世界1位に返り咲き、中国国内では10年連続で1位の座を守った。中国汽車工業協会(CAAM)によると、同社は22年の新エネルギー車市場におけるシェアを前年比約10ポイント増の27%とし、業界トップの地位を磐石にした。
同社は現在、海外向けの乗用車事業に注力しており、すでに日本、ドイツ、オーストラリア、ブラジルなど43の国と地域に進出している。
*2023年3月31日のレート(1元=約19.3円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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