中国のティードリンク大手「奈雪の茶（NAYUKI）」が3月30日、2022年の決算を発表した。売上高は前年比0.1％減の約42億9200万元（約830億円）、調整後の純損益は約4億6100万元（約90億円）だった。赤字額は前年の約1億4500万元（約30億円）の3倍以上に膨らんだ。21年6月の香港上場から1年半が経ったが、同社は赤字を解消できていない。　

同社の直営店は22年12月31日時点で1068店舗。一線・二線都市など大都市を中心とする89都市に集中している。また、依然として出前事業への依存度が高く、売上高全体の46.3％を占めた。配達料は全体の8.9％にあたる約3億8000万元（約70億円）だった。登録会員数は前年比約30.7％増の約5660万人で、購入翌月のリピート率は約26.3％となった。

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＊2023年4月3日のレート（1元＝約19.2円）で計算しています。

（36Kr Japan編集部）