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中国天津市で18~21日、第7回「世界スマート大会(WIC)」が開催され、天津港を運営する天津港集団が独自開発した世界初の水素・電気ハイブリッド人工知能(AI)搬送ロボット(ART)を披露した。同社にとって、2021年6月に世界初のARTを完成させて以来の、港湾自動運転分野における新たな成果となる。
ロボットは長さ15メートル、幅2.9メートル、積載平面と地面との距離1.5メートル、設備重量23トン、最大積載量65トン、最高時速35キロで、186キロワット時の電池と140リットルの水素タンク5本を搭載。レーザーレーダーやカメラ、統合ナビゲーションなどのマルチセンサーフュージョンを活用し、第5世代移動通信システム(5G)や北斗ナビゲーションシステム(BDS)の技術を駆使することで、マーカーなしでの自動運転を実現できる。
水素燃料エンジンにより、運行時間は電気のみのARTより25%以上長い13時間に伸びた。
今回発表されたロボットは完成後直ちに稼働を開始し、天津港の「スマート・ゼロカーボン」ターミナルでの生産・運行を担う予定となっている。(新華社天津)
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