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中国スマートフォン大手で総合家電メーカーの小米(シャオミ)は8月14日、毎年恒例となっている雷軍(レイ・ジュン)創業者兼最高経営責任者(CEO)の講演会を開催した。雷氏の講演会はテクノロジー業界最大のイベントのひとつで、今回も3500人以上の聴衆が集まった。
雷氏は「成長」をテーマに自身の起業の道のりについて語った。講演会は新製品の発表会も兼ねており、昨年は同社初の人型ロボット「CyberOne」を披露したが、今年は第2世代の犬型ロボット「CyberDog2」について詳しく説明した。
CyberDog2は、初代のCyberDogから進化を遂げ、見た目も動きもより犬らしくなった。自社開発したマイクロモーター12個を内蔵し、全身にAIカメラやLiDAR、ToFセンサー、タッチセンサーなど19個のセンサーを搭載。3つのプロセッサーがそれぞれAI計算、モーションコントロール、音声対話処理を行う。
走ったり宙返りしたりスケートボードに乗ったりと、さまざまなアクションができる上、豆腐が崩れないよう優しく触ることも可能。倒れても自動で起き上がり、「飼い主」の指示をきちんと聞き、障害物を自動で避けることもできる。中国では、1万2999元(約26万円)での発売となる。
雷氏は、CyberDog2は開発者向けのオープンプラットフォームとなっており、開発者と共にさらなる進化を模索する必要があると強調した。
*2023年8月20日のレート(1元=約20円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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