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アップルの最新スマートフォン「iPhone 11」の予約受付が間もなくスタートする。日本と同時刻に公式ストアでの予約を開始する中国でも、注文の殺到が予想されている。
今季の新機種は「iPhone 11」「iPhone 11 Pro」「iPhone 11 Pro Max」の三つ。中国市場ではそれぞれ5499元(約8万4000円)、8699元(約13万3000円)、9599元(約14万7000円)で販売される。中国での予約は13日午後8時から、また1時間の時差がある日本では同日午後9時からの受け付け開始であることから、両国で同時にスタートするかたちだ。アップルの公式ストア以外では、大手EC「京東商城(JD.com)」が正規販売代理店として中国国内で唯一、予約販売を受け付ける。
「特筆すべきイノベーションに欠ける」と評されるiPhone 11だが、すでに予約を受け付けている京東では100万台近い注文が殺到しており、中でも「iPhone 11 Pro」が最も人気だという。
京東が正規代理店として選ばれたのには理由がある。調査会社カウンターポイント・テクノロジー・マーケット・リサーチの最新データによると、iPhoneの中国市場でのオンライン販売は京東が50%以上のシェアを占めている。さらに、京東は今回「機種変更キャンペーン」を開催。旧機種を下取りに出すと、その価格分を値引きして新機種を購入できる(ただし限度額は1000元まで)。また、独自の保証サービスやユーザーガイドなどのオプションも利用可能だ。
iPhone 11はiPhone XRより価格を1000元(約1万5000円)下げるなど、大胆な値下げにも踏み切っている。上位機種のiPhone 11 Proの予約件数がiPhone 11を上回っている点からも、ユーザーの購買欲が衰えていないことがみてとれる。
10日(現地時間)の新製品発表会後、翌11日のアップル株価の終値は3.18%上げて223.59ドル(約2万4000円)の高値をつけた。時価総額は再び1兆ドルの大台に乗り、1兆100億ドル(約109兆円)となっている。
(翻訳・愛玉)
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