電力貯蔵システムの出荷量、中国大手「Sungrow」がテスラを抜いて世界首位に

英調査会社ウッドマッケンジーは10月30日、2022年の世界のバッテリーエネルギー貯蔵システム(BESS)メーカーの市場シェアに関するリポートを発表、中国企業が初めて世界トップに立った。

上位5社の出荷量(MWh)は全体の62%を占めた。うち3社が中国企業だった。1位は中国大手の「陽光電源(Sungrow Power Supply)」で、コスト面の優位性と先進的な液体冷却システムを強みにシェアを16%とした。2位以下は、米AESと独シーメンスの合弁会社「Fluence」(14%)、米テスラ(14%)、華為技術(ファーウェイ)(9%)、比亜迪(BYD)(9%)だった。

世界のBESS市場は、中国、欧州、米国などに集中している。ウッドマッケンジーの上級アナリストKevin Shang氏は「中国のBESS市場では日ごとに価格競争が激化しており、ますます多くの企業が利益を犠牲にして市場シェアを獲得しに来ている。これが業界全体の収益力を低下させている」と指摘した。

EV首位争うテスラとBYD、次の戦場は蓄電システム

(36Kr Japan編集部)

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