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アリババグループ傘下のフリマアプリ中国最大手「閑魚(Xianyu)」はこのほど、2024中国国際サービス貿易交易会(CIFTIS)に出展し、人工知能(AI)技術を活用してリユース品の取引効率を向上させる2つの新機能を発表した。
画像認識や自然言語生成などの技術を利用した新機能「智能発布(Smart Posting)」は、ユーザーがアップロードした商品画像を基に、プラットフォームのスタイルに沿った説明文を自動生成し、迅速な出品をサポートする。もうひとつの新機能「智能託管(Smart Hosting)」は、商品管理に時間を割けない個人販売者向けで、問い合わせの自動返信や価格調整、発送通知などのスマート管理サービスを24時間体制で提供する。両機能はすでに閑魚アプリ内でブレーボックステストを実施しており、年内にも公開される見通しだ。
閑魚は現在、5億人のユーザーを抱えている。9月の新学期シーズンには、業界初の試みとして学生専用の不要品取引と交流機能を組み合わせた「学生魚」を開設した。閑魚の丁健総裁は、今後もAIを活用し、リユース品流通業界のデジタル変革(DX)を進めていく方針を明らかにしている。
(36Kr Japan編集部)
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