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TikTokで知られる中国テック大手のバイトダンスが提供するライフスタイル共有アプリ「Lemon8」が、米国市場で人気を伸ばしている。
Lemon8は、画像共有アプリ「Pinterest」にTikTokと「Instagram」を掛け合わせたようなSNSアプリで、特にZ世代の支持を受けている。2020年に誕生して以来、まず日本や東南アジアで話題を呼び、その後英国や米国などにも広がっている。23年からは、大量な広告配信に加えてインフルエンサーや有料コンテンツのクリエーターと提携し、米国でLemon8を急成長させてブームを巻き起こしている。そして最近では、米国のApp Storeでダウンロード数トップ10に入るまでに成長し、再び注目を浴びた。
バイトダンスは現在、米国のTikTok事業を閉鎖するか分離するかの選択に迫られており、TikTokに代わる稼ぎ頭としてLemon8の成長戦略に力を入れているとみられる。
Lemon8は、TikTokのクリエーターに新たな活躍の場を提供するだけでなく、バイトダンスが世界のSNS市場で競争力を増す新たな力になるとの分析も多い。しかし、現在の急拡大が広告投入によるものだとすると、Lemon8の成長が今後も続くか判断するにはまだ時間が必要だろう。
(36Kr Japan編集部)
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