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中国のゲーム産業に関するリポート「2024年中国遊戯産業報告」によると、24年の中国のゲーム産業の売上高は前年比で7.53%増加し、過去最高の3258億元(約6兆8000億円)に達した。ゲーム人口は0.94%増の6億7400万人だった。新作モバイルゲームと人気のシングルプレイゲームが好調だった。
モバイルゲームの売上高は5%増の2382億元(約5兆円)と全体の73%を占めた。伸び率は前年の17.5%から鈍化した。PCゲームの売上高は680億元(約1兆4000億円)と全体の20.9%を占めた。
中国のゲーム会社の海外売上高は、13.4%増の186億ドル(約2兆9000億円)となった。米国は中国発モバイルゲームの最大の海外市場は米国で、売上高は全体の31.1%を占めた。次いで日本が17.3%、韓国が8.9%だった。
特筆すべきは、中国初のAAA(巨額の開発費を投じた超大作)シングルプレイゲーム「黒神話:悟空」が、驚異的な記録を打ち立てたことだろう。調査会社Video Game Insightsの最新データによると、黒神話:悟空は発売から3カ月で、PCゲーム配信プラットフォーム「Steam」での販売数が約2300万本に達し、売上高が10億ドル(1500億円強)を突破した。
*1ドル=1元=約21円、約156円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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