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プール用のロボット掃除機を手がける中国ベンチャー「智橙動力(SMOROBOT)」がこのほど、数千万元(数億円超)の戦略的資金調達を実施したと発表した。出資者はロボット掃除機大手の科沃斯(ECOVACS、エコバックス)。両社は今後、製品開発・生産・販売などで緊密に協力していく。
ここ数年、欧米を中心に庭の手入れ用ロボットの需要が高まるのに伴い、中国のロボット掃除機メーカー各社はプール清掃ロボット、芝刈りロボット、除雪ロボットの「3大庭用ロボット」を開発し、海外向けの販売を加速している。
SMOROBOTは、プール清掃ロボットに遠隔操作や無線管理システム、水質チェック、自動充電などの先進機能を搭載。中でも「Valor」シリーズは、どんな形状のプールにも対応し、底や縁、壁、喫水線、斜面、階段など、あらゆる部分を効率的に清掃できる。
主な市場は欧米で、欧州と米国に修理サポートセンターを設置している。プールの規格や活用シーンに合わせてさまざまな製品を展開しており、価格帯も300~1500ドル(約4万7000~23万円)と幅広い。
SMOROBOTは、1月10日に閉幕したテクノロジー見本市「CES 2025」(米ラスベガス)に多くの主力製品を携えて初出展し、メディアや消費者から大きな注目を浴びた。テックメディアの米Android Authorityは、同社の製品を「CES2025で最もクールな製品」と評し、プール清掃ロボット業界のゲームチェンジャーになるだろうと指摘した。
*1ドル=約155円、1元=約21円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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