中国・奇瑞汽車、香港取引所に上場申請 24年は売上高10兆円

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中国自動車大手の奇瑞汽車(Chery Automobile)は2月28日、香港取引所に上場申請書を提出した。主幹事は、中国国際金融(CICC)、華泰証券(HTSC)、広発証券(GF Securities)が務める。調達予定額は未公表だが、新規株式公開(IPO)で調達した資金は、新型車の開発や次世代自動車技術の研究開発、海外市場の開拓などに充てる方針だという。

奇瑞汽車は、中国自動車大手では唯一の未上場企業だ。1997年に設立され、本社を安徽省蕪湖市に置く。現在は、「奇瑞(Chery)」「捷途(Jetour)」「星途(Exeed)」、電気自動車(EV)ブランド「iCAR」のほか、ファーウェイと共同運営するEVブランド「智界(Luxeed)」を展開している。

2024年の販売台数は前年比38.4%増の260万3916台で過去最高を更新。うちEVなど新エネルギー車は232.7%増の58万3600台だった。輸出台数は21.4%増の114万4588台となり、中国トップを22年連続で維持した。売上高は50%増の4800億元(約10兆円)で過去最高を記録した。

*1元=約21円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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