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中国自動車大手の比亜迪(BYD)はこのほど、8月の販売台数が前年同月比0.1%増の37万3626台にとどまったと発表した。うち乗用車は37万1501台で、電気自動車(EV)が19万9585台、プラグインハイブリッド車(PHEV)が17万1916台だった。
ブランド別では、主力の「王朝」と「海洋」が計34万2838台、高級ブランドの「方程豹(Fangchengbao)」が1万6265台、「騰勢(Denza)」が1万1993台、「仰望(Yangwang)」は405台となった。
BYDは2025年の年間販売目標を550万台としていたが、1~8月の累計は286万3876台と達成率は52%にとどまった。残り4カ月間で月間50万台超を販売する必要があるが、中国国内の市場競争が激しさを増しており、実現は難しい状況だ。
ロイター通信は9月5日、関係者の話として、BYDが年間販売目標を16%下方修正し、550万台から460万台に引き下げたと報じた。新たな目標通りなら、年間販売台数の伸び率は約7%と2020年以来の低水準となる。
国内市場で苦戦する一方で、海外市場では好調を維持している。8月の海外販売は146.4%増の8万0464台と大幅に拡大した。1~8月の累計販売は63万台を超え、年間80万台の目標達成が確実視されている。
(36Kr Japan編集部)
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