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マーケティングに特化した人工知能(AI)エージェントを開発する「Sandwich Lab」がこのほど、1000万ドル(約15億円)余りを調達した。出資者は五源資本(5Y Capital)、戈壁創投(Gobi Partners)およびアリババ創業者基金(AEF)。
Sandwich Labは2024年設立のスタートアップ企業。主力のAIエージェント「Lexi」は、米Meta(メタ)が運営するSNS「インスタグラム」や「フェイスブック」などに掲載する広告を自動で制作・出稿・運営する。世界の中小企業をターゲットとしており、従来は月額6000〜2万ドル(約92万~310万円)かかっていた広告運用代行サービスが、月額200ドル(約3万1000円)からと格安で利用できる。
創業者の郭振宇氏は、中国テック大手のアリババグループで自動運転やロボット分野の研究開発に長年携わった人物。「AIエージェントはビジネスの成果を直接提供すべきで、単なる支援ツールにとどまってはならない」とし、Lexiでは人の介入を一切必要としない自律型エージェントを目指したと説明した。
Lexiは、ユーザーが予算や配信周期・ターゲット層を入力するだけで、システムが自動的に市場を分析。広告素材やキャッチコピーの生成から広告出稿までを最適化し、売り上げ目標の達成に向けて改善を重ねていく。同社はこの仕組みを「売り上げ創出マシン」と呼んでいる。
2025年3月のリリース以来、Lexiの有料ユーザーは94カ国に拡大。主な顧客は、初めてオンライン広告に挑戦する海外の中小企業経営者だという。
*1ドル=約153円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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