セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録
中国ではこれまでに、大規模人工知能(AI)モデルが1500件以上発表され、ここ数年は情報通信業の現代化が体系的に進み、競争優位性が着実に強化・向上している。工業情報化部の鐘志紅シニアエンジニアがこのほど、北京市で開かれた「2025年中国国際情報通信展覧会」で明らかにした。
中国は世界で規模が最も大きく、技術がリードする情報通信網を備え、第5世代移動通信システム(5G)とギガビットクラスのネットワークが急成長し、全国一体型の計算力体制の構築が進んでいる。電気通信事業のオンライン処理の割合は91%になり、5G対応携帯電話の契約数は11億件を超え、電気通信とネット関連の経営主体(企業や事業者)は19万件に迫り、うち外資電気通信企業は2700社以上となった。5Gは幅広い産業に溶け込み、国民経済の86業種に関与している。
同氏は、情報通信業が今後、新型工業化という重要な任務の着実な実現に向けて、現代化の加速に力を入れる必要があると指摘。具体的には、デジタルインフラの基盤を強固にし、5Gの機能を拡張させた「5G-Advanced(5G-A)」の導入を急ぎ、計算力センターの設置を推進するとともに、次世代情報技術、AI、量子情報、ブロックチェーンなどの分野の科学技術イノベーションを加速させ、新興産業と未来産業の育成、発展を図るべきとの考えを示した。【新華社北京】
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録





フォローする
フォローする



