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ロボット向けの力覚センサーを開発する中国スタートアップ「藍点触控(Link-touch)」がこのほど、シリーズCで1億元(約20億円)余りを調達した。紅杉中国(Hongshan、旧セコイア・チャイナ)が出資を主導し、珠海科技産業集団も加わった。
藍点触控の主力製品は、人型ロボット(ヒューマノイド)向け6軸力覚センサーのほか、汎用6軸力覚センサー、関節トルクセンサー、張力・圧力両用ロードセルなど。顧客には、智元機器人(Agibot)や優必選科技(UBTECH Robotics)、衆擎機器人(Engine AI)などの人型ロボット大手が名を連ねる。

関節トルクセンサーの出荷数はすでに10万セットを超え、国内シェアは95%を突破している。人型ロボット向け6軸力覚センサーの出荷数も1万セット余りで、国内シェアは80%以上に達している。
同社はグローバル展開に向け、欧州市場の開拓を進めている。中国国内のサプライチェーンの優位性を生かし、製品の開発・改良サイクルを2〜3週間に短縮できるため、輸送期間を含めても海外企業より速く納品できるという。今回出資した紅杉中国が持つ国際的なネットワークを活用することで、グローバル展開のさらなる拡大が期待される。
*1元=約22円で計算しています。
(36Kr Japan編集部・茶谷弥生)
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