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4月8日、医療や健康管理などのサービスを提供する医療ポータル「平安好医生(Ping An Good Doctor)」の終値は相場に逆行し3.59%値上がりし、86.5香港ドル(約1200円)で香港証券取引所での取引を終えた。取引時間中には88.5香港ドル(約1240円)という上場以来の新高値を記録し、直近の最安値である3月19日と比べ50%以上反発した。
オンライン医療市場の激戦が続いている中、平安好医生には以下3点の強みがあると見られる。
①オンライン診療を核とするインターネット医療エコシステムを構築し、インターネット医療プラットフォーム上で「オンライン診察→オンライン処方→処方箋薬のオンライン購入→処方箋薬の配送」という医療のクローズドループを実現した。
②業界トップクラスのインターネット病院の運営能力を有し、積極的にオフラインの医療機関との連携を模索し、オンラインの強みをオフラインでも発揮することを実現した。
③親会社の保険最大手「平安集団(Ping An Group)」は1500万人以上の重病保険契約者を抱えており、平安好医生の製品やサービスのさらなるクロス販売や追加販売を行える可能性がある。
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