テンセント（騰訊）が2020年4月、同社公式の書籍『インダストリアル・ブロックチェーン（産業区塊鏈）』を発売した。同著では、テンセント創業者で董事局主席である馬化騰（ポニー・マー）氏が序文を寄せており、氏はその中で産業用ブロックチェーンの重要性について、「ブロックチェーンは新しい生産要素であるデータをより合理的に共有し、かつ分配可能にする技術であり、経済・社会を豊かにする。その技術的アーキテクチャと独特のソリューションはさまざまな問題を解決し、デジタル変革によりアップグレードを試みるあらゆる業界・業種に革新とひらめきをもたらす。同技術はまだ発展途上で、解決すべき、挑戦すべき課題がたくさんある」と記述している。