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5月8日、中国ソフトウェア大手「キングソフト(金山軟件=Kingsoft)」傘下のクラウド子会社「金山雲(Kingsoft Cloud)」(2012年設立)がナスダック上場を果たした。この日、同社株価はIPO価格の17ドルから40.24%値を上げた23ドル84セントで取引を終え、時価総額は47億7400万ドル(約5100億円)に達した。
これに先立ち、金山雲の董事長で中国スマホ大手「シャオミ(小米科技)」CEOも務める雷軍氏は全社員に向けて公開書簡を発表した。
その中で氏は、AIoT(AI+IoT)やIoE(Internet of Everything)の巨大潮流の中でクラウドの重要性はより顕著になっているとし、「今後数年以内に、『新型インフラ建設(新基建)』が中国のデジタル経済に新たな勢いをもたらし、クラウドサービスは常にこの新基建を強力にサポートする」と述べている。また、クラウドサービスについて、TMT(技術・メディア・通信)業界において最も持久力があり強力な風穴になると確信しているが、多くの困難もあり、成功のためにオール・イン・クラウドサービスという戦略を決定したとも述べている。
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