アリババの阿里本地生活大学が始動 ライブ配信パーソナリティを10万人養成

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ローカルライフサービス従事者のデジタルスキル向上を図るため、アリババにより創設された「阿里本地生活大学」の運営が、5月21日に開始された。2020年はライブ配信キャスター10万人の養成および認定がなされる計画だ。ライブ配信パーソナリティの養成では、ライブ配信の基本スキル、ユーザーインサイト解析、フォロワー運用、データツール活用などについてのトレーニングが行われる。

また同グループの地域密着型生活関連サービス「阿里本地生活服務(ALSC)」も事業者と提携し、10万社に上るローカルサービス企業に、ライブ配信ルーム開設のためのサポートを提供する。

Eコマース経済にとって、ライブ配信は新たな成長点となっている。「中国インターネット情報センター(CNNIC)」のデータによると、2020年3月時点で、中国におけるオンラインショッピングのユーザー数は7億1000万人に達しているが、このうちライブコマースのユーザーは、全オンラインショッピングユーザーの37.2%に当たる2億6500万人に達している。ライブコマースの市場規模は2020年には9610億元(約14兆円)に達するだろうと見込まれている。

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