コネクテッドカー「博泰」が資金調達 自動車・インターネット・スマホを統合したクロスプラットフォーム構築を加速

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10月19日、中国コネクテッドカー企業「博泰(PATEO)」がシリーズBで「海爾資本(Haier Capital)」から戦略的資金を調達したと発表した。具体的な調達額は非公表。「海爾金控(Haier Financial Holdings)」傘下の投資プラットフォームである海爾資本は2010年に設立され、、主にスマートテクノロジー、医療・健康、革新的消費の3大分野に注目している。

今年4月、博泰は今回と同じシリーズBでスマートフォン大手のシャオミ(小米科技)から戦略的資金を調達し、シャオミとソフトウェア、ハードウェア、音声マルチシーンインタラクションなどの分野で提携すると発表した。博泰はこれまで、「東風汽車集団(Dongfeng Motor Group)」(調達額非公表)と家電量販大手の「蘇寧(Suning.com)」(数十億円)からそれぞれ資金を調達している。

2009年10月に設立された同社は、本社を上海に置き、主にスマートテレマティクスシステムの研究開発と制造に従事し、付帯サービスを提供している。

独立系サードパーティプロバイダーとして、同社は「車載器、インターネット、スマートフォン」の3つの部分を統合し、カーライフサービスを中核とするクロスプラットフォームシステムを構築することを目標としており、現在、中国国内のいくつかの主要自動車グループとベントレー、ジャガー・ランドローバーなどの高級車ブランドにコネクテッドカー製品とサービスを提供している。

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