長城とBMWが合弁会社設立、社名は光束汽車

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長城とBMWが合弁会社設立、社名は光束汽車

最前线 | 长城宝马建立合资公司,命名为光束汽车

7月10日,中国长城汽车股份有限公司与宝马(荷兰)控股公司在德国正式签署合资经营合同,新合资公司定名为“光束汽车有限公司”,注册资金17亿人民币,注册地址为江苏省张家港市,投资总额达51亿元人民币,双方各持股50%。
最前线 | 长城宝马建立合资公司,命名为光束汽车公司董事会由六名成员组成,董事长由长城委派,副董事长由宝马委派,董事任期四年。合资公司规划了标准年产能16万辆的整车工厂。最前线 | 长城宝马建立合资公司,命名为光束汽车2017年,江淮大众、众泰福特以及东风与日产雷诺联盟等车企都陆续成立新能源合资公司。2018年,就在新能源汽车补贴政策落地之后不久,一些车企又在新能源汽车合资上有了新动作。去年10月就有关于长城宝马合作的传闻,常熟经济开发区管委会负责招商的负责人曾表示:“长城与宝马正在全国范围内选址,2017年底应该会有初步的结果。双方的这个合作在四、五个月前就展开了。”目前,长城汽车旗下拥有长城、哈弗、WEY等多个品牌,产品体系涵盖了SUV、皮卡、轿车等车型。7月9日,长城汽车公布了6月产销快报,数据显示,长城汽车6月销量总计62186辆,上半年累计销量471515辆,同比增长2.34%。6月WEY品牌销量为10481辆,同比增长231%。其中,VV7销量为4790辆,上半年累计销量为37587辆,VV5销量为5121辆,上半年累计销量为38987辆,插电混动SUV P8销量为570辆。

此次与宝马的合作,并不是长城汽车在新能源领域的第一次尝试。今年5月,长城建立了新能源品牌“欧拉”,在今年北京车展,长城汽车推出三款该品牌车型,分别为纯电动跨界车IQ、以及微型纯电动概念车R1/R2,欧拉的IQ车型将于今年第三季度上市。

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此次签约是继双方在今年2月23日签署合作意向书之后的新进展。此前也有宝马在华增资扩产新能源汽车的消息,但宝马集团称,此次合作是宝马在全球范围内首个纯电动车合资项目。

宝马旗下拥有BMW、MINI、Rolls-Royce和BMW Motorrad四个品牌,并在2013年就推出了第一款电池电动汽车。“今天签署的协议标志着中德企业之间的合作达到一个新水平”,宝马集团董事长科鲁格说,“这一战略伙伴关系对宝马集团和长城汽车而言,是一个双赢选择,这将使我们能够为中国发展新能源汽车,降低交通排放的计划做出贡献。”

如今,新能源已经成为中国成为“汽车强国”的必然路径,近几年的发展成果也吸引了越来越多的外资车企投入到中国新能源汽车的市场中。此次宝马与长城汽车的联手,是宝马汽车在华实现电动化的关键一步;而对长城汽车来说,与宝马在新能源领域合作能够减轻其油耗压力,加快在国际战略的布局。

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2018年7月10日、中国自動車メーカー長城汽車とBMW(オランダ社)が合弁会社設立に合意、ドイツで調印式を行った。新会社名称は光束汽車有限公司、資本金17億元、登記所在地は江蘇省張家港市、投資総額は51億元で、両社で50%ずつ株式保有する。

新会社の取締役会は6名で構成され、社長を長城汽車側から、副社長をBMW側から選出し、任期は4年。年間16万台の生産力を標準とした工場の建設を計画している。

2017年、江淮大衆(JACとVWの合弁会社)や衆泰福特(Zotyeとフォードの合弁会社)、東風汽車と日産ルノーとの合弁事業など、自動車メーカーは次々と新エネルギー合弁会社を設立している。2018年に新エネルギー車への補助金政策が実施されると、自動車メーカーによる新エネルギー合弁事業がまた新たな動きを見せている。

長城汽車がBMWと合弁するとの噂について、2017年10月に常熟市経済開発区管理委員会の担当責任者に取材したところ、「長城とBMWは、全国範囲で登記所在地の選定を行っていて、年末にはある程度の結果がでるだろう。両社とも4~5カ月前から合弁に向けて動き始めていた」とのことだった。

現在長城汽車には、長城、ハヴァル、ウェイなど多くのブランドがあり、製品シリーズはSUVから、ピックアップトラック、セダンと様々な車種をカバーしている。7月9日、長城汽車が発表した6月の売上速報値によると、販売車両数62,186台、上半期の合計販売車両数は471,515台で、前年比2.34%増となった。ウェイの6月販売車両数は10,481台で、前年比で231%の増加。うち、VV7が6月4,790台、上半期37,587台、VV5が6月5,121台、上半期38,987台、ハイブリッドSUVのP8が570台だった。

今回のBMWとの合弁が、長城汽車の新エネルギー分野初挑戦というわけではない。2018年5月、長城汽車は新エネルギー車「ORA(欧拉)」を発表、今年の北京モーターショーで同ブランドモデルを3タイプ披露した。100%電動クロスオーバー車IQや電気コンセプトマイクロカーR1/R2とはまた違うORAのIQモデルは、2018年の第3四半期に発売予定だ。

今回の調印式は、2018年2月23日に両社が業務提携合意書に署名して以来の新たな展開となる。これ以前に、BMWが中国での新エネルギー車関連投資を拡張するとの情報があったが、「今回がBMWにとって世界初の100%電動車両合弁事業だ」とBMWグループは述べている。

BMWにはBMW、MINI、ロールス・ロイス、BMWモトラッドの4ブランドがあり、2013年にバッテリー電気自動車の第一弾を発表した。「本日サインした契約は、中独企業間の提携が新たなレベルに達したことを意味する」と、BMW最高経営責任者クルーガー氏は述べ、さらに続けた。「今回の戦略的パートナー関係は、BMWグループと長城汽車にとってWin-Winの選択であり、これで私たちも中国の新エネルギー車開発と排気ガス削減政策に貢献することができる」。

今日、新エネルギーは「自動車強国」を目指す中国が歩む道としていわば必然であり、ここ数年の開発実績は中国の新エネルギー車市場にますます多くの外国メーカーが参入する結果へと繋がっている。今回の長城汽車とBMWの提携で、BMWにとっては中国で電動化を達成するための重要なステップとなる。一方の長城汽車にとっても、BMWとの新エネルギー提携で消費燃料問題での圧力を軽減でき、国際市場に打って出るビジョンも早まりそうだ。

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