アント、連夜の管理職会議 出直し上場は早くても半年後か

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11月3日夜、中国最大の電子決済サービス「アリペイ(支付宝)」の運営会社で、アリババ系列のフィンテック企業「アント・グループ(螞蟻集団)」は、上海A株(人民元建て)と香港H株(香港ドル建て)の同時上場延期について、連夜の公告を発表し謝罪を表明すると共に、両証券取引所に関する規則にもとづき、適切に対処した後に作業を継続すると述べた。 

テンセント(騰訊)の運営するテック系メディア「一線」がアント・グループ関係者から得た情報によると、11月4日夜、アント・グループの井賢棟(エリック・ジン)取締役会長がグループ内の中間・上級管理職を招集し緊急会議を開いたという。会議では「上場延期」に関して、アント・グループの出直し上場まで控え目に見積もっても半年ほどかかるだろうという見通しが示された。

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