滴滴日本发布会现场:左起滴滴出行副总裁、滴滴日本CEO朱景士,软银公司总裁兼CEO宫内谦,滴滴出行总裁柳青,软银公司高级副总裁、滴滴日本董事菅野圭吾
具体来说,滴滴计划2018年秋季在大阪开始运营,并陆续在京都、福冈、东京等主要城市向乘客、司机和出租车公司提供服务。
同时,滴滴大中华版APP也将推出定制化的日本漫游功能,包括APP内的中日文字信息实时互译功能和本地中文客服。届时中国大陆、香港和台湾地区的用户将能直接使用滴滴大中华版APP在日本使用出租车叫车服务。
随着日本APP的上线,滴滴国际版也将在日本、澳大利亚、墨西哥等海外市场之间实现漫游服务。
滴滴日本乘客端界面
滴滴日本司机端界面
从各项数据来看,日本是中国游客出境游的热门地点,布局打车业务无疑会为滴滴带来更多的价值。
根据日本政府观光局统计,2012到2017年,日本境外游客数量年均增长达28%,其中来自中国大陆和港澳台地区的游客数量年均增长达34%。合资公司也计划借力2020年东京奥运会,帮助出租车行业把握这一增长机遇。
另外,日本是除美国、中国外的第三大出租车市场,加上日本老龄化趋势明显,当地居民对出租车的需求也很旺盛。
不过与境外的香港类似,日本的打车费用也不低,这可能是打车族会考虑到的。同时,当地的政策也是一道坎。日本政策显示,在日本,共乘制度面临严格的规定,基于安全考量禁止非职业驾驶人提供出租车服务,而且仅限于通过移动平台将用户与现有出租车队提供“配对”服务。在国内,滴滴正经历政策的考验。
公开资料显示,滴滴出行自2012年成立以来,目前平台服务超过200万出租车司机,为5.5亿用户提供出租车、快车、专车、豪华车、顺风车、公交、小巴、代驾、企业级、共享单车、共享电单车、共享汽车、外卖等全面的出行和运输服务,日订单已达3000万。
在全球范围内,滴滴与Grab、Lyft、Ola、Uber、99、Taxify、Careem等七大移动出行企业建立合作网略。
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2018年7月19日、ソフトバンクは中国のライドシェアサービス大手・滴滴出行(DiDi)と合弁会社を設立したと発表。中国で広く受け入れられているAIを活用した配車サービスを日本へ導入し、次世代のタクシー配車サービスとして今秋にもローンチする。
“中国版Uber”とソフトバンク、両者のシナジーに期待
“中国版Uber”とも形容される滴滴出行。ジーン・リウ(柳青)総裁は、「AI(人工知能)技術の革新が、タクシー業界や公共交通産業に新たな発展をもたらすと確信している」とのコメントを寄せた。また、ソフトバンクの宮内謙社長は「滴滴出行の卓越したイノベーション力と、我々の敷く巨大な事業基盤や通信インフラが融合することで、日本の消費者やタクシー業界に新たな価値をもたらすと信じている」と話した。
19日の記者会見場で:左からDiDiモビリティジャパンCEOスティーブン・ジュー氏、ソフトバンク社長・宮内謙氏、滴滴出行総裁・ジーン・リウ氏、DiDiモビリティジャパン取締役・菅野圭吾氏
訪日中国人客から切り込み、高齢者の足へ
両社による合弁会社「DiDi モビリティジャパン」は、2018年秋にも大阪を皮切りに、京都・福岡・東京といった主要都市でサービスを順次展開していく。いずれも訪日中国人客に人気の観光地だ。2020年の東京五輪も見据え、当面は彼らの需要を見込んで事業を運営していく。
日本政府観光局の統計によると、2012~2017年の期間、訪日外国人観光客数は平均して年28%の成長を遂げている。中でも中国・台湾・香港・マカオからの観光客は年平均34%と伸びが大きい。ここに大きな商機を見出したわけだが、今後は日本が抱える高齢化問題もまた、配車サービスへの需要を大きく支えていくことになるだろう。
同社が提供するのは、運転手・乗客向けの配車アプリと、事業者向けの管理コンソール。アプリは中国本国でダウンロードしたものが日本でそのまま使用できる仕様で、日中翻訳機能も備える。さらに、同アプリの海外版は国際ローミングサービスを開始する計画だ。
「滴滴出行」アプリ日本語版の利用画面(乗客側)
「滴滴出行」アプリ日本語版の利用画面(運転手側)
高い乗車賃に法律の壁…参入には障壁も
業界規模として世界第3位の“タクシー大国”である日本だが、参入には障壁もある。第1に、高いタクシーの乗車賃。第2に、法律の壁だ。海外のライドシェアサービスといえば、一般のドライバーが自家用車を使って乗客を運んだり、いわゆるヒッチハイクのような相乗りを提供したりがポピュラーだが、日本の道路運送法でこれらは禁じられている。日本でのサービスはあくまで、タクシー会社に在籍するプロのドライバーと乗客のマッチングに限られるのだ。
滴滴出行は2012年に北京で設立。登録されているドライバーは200万人、ユーザーは5億5000万人で、タクシー以外に乗り合いバスや私用車、レンタカー、シェアサイクル、運転代行、法人向けサービスなど幅広く提供している。1日当たりの受注額は3000万元(公称)とされる。滴滴出行は、ライドシェアの世界7大大手と言われるグラブ(シンガポール)、Lyft(米国)、Uber(米国)、Ola(インド)、99(ブラジル)、Taxify(エストニア)、カリーム(UAE)と世界規模での事業提携も試みているとのことだ。
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