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11月30日夜、家電を中心とした小売大手の「蘇寧易購(Suning.com)」は、傘下でECおよびオンライン小売を手掛ける「雲網万店」がシリーズAで60億元(約956億円)を調達し、「深創投(Shenzhen Capital Group)」がリード・インベスターを務めると発表した。
雲網万店は蘇寧易購の完全子会社で、登録資本金は1億4000万元(約22億3000万円)。主にユーザーおよびEC業者に対して全方位的な取引サービスを提供し、小売業者とサプライヤーに対してサプライチェーン、物流、アフターサービスおよび各業態のリテールクラウドサービスを提供している。
11月27日夜、ブルームバーグが関係者からの情報として報じたところによると、資金的なプレッシャーを緩和するため、蘇寧易購は約60億ドル(約6270億円)と評価されるEC事業の株式売却を検討しており、現在財務アドバイザーに戦略投資家やプライベートエクイティの関心を打診している。その日の夜、蘇寧が公式微博(Weibo、中国版ツイッター)で発表した「事実ではない(不属実)」というコメントは、この件についての回答なのか定かではない。
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