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12月1日付けのロイター通信の報道によると、テスラの中国における事業拡大のニーズに応えるため、韓国のリチウムイオン電池メーカーLG化学は2021年に中国の電池生産能力を2倍以上に引き上げる計画だ。情報筋によると、LG化学は中国や韓国で増産したバッテリーをテスラのドイツや米国の工場に運ぶことも計画しているという。
韓国のエネルギー市場調査研究機関「SNE Research」のデータによると、今年1-9月期、世界の電気自動車(EV)用電池の総搭載量は前年同期に比べ1.3%減少したが、LG化学の世界動力電池市場におけるシェアは前年同期に比べ2倍以上に増加し、市場占有率は24.6%に達し、中国車載電池最大手「寧徳時代(CATL)」の23.7%、パナソニックの19.5%を上回った。
現在、LG化学の中国電池工場は南京にある。2018年7月、LG化学は約138億元(約2197億円)を投じ、年間32GWhの生産能力を備える南京工場を建設すると発表した。同工場は現代(ヒュンダイ)自動車、ボルボ、ゼネラル・モーターズ(GM)、クライスラー、ルノーなどの自動車メーカーに電池を供給している。
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