アリババ傘下アント・グループら、シンガポールでデジタルバンクのライセンスを取得 2022年に営業開始の見込み

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アリババ傘下アント・グループら、シンガポールでデジタルバンクのライセンスを取得 2022年に営業開始の見込み

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12月4日、シンガポール通貨金融庁(MAS)は、デジタルバンクのライセンスの交付先を、4社・グループに決定したと発表した。このうち、法人向けのデジタルホールセールバンク(DWB)ライセンスを取得したのは、アリババ傘下フィンテック企業「アント・グループ(螞蟻集団)」の完全子会社と中国系投資会社「緑地金融(Greenland Financial Holdings)」「香港聯易融数字科技(Linklogis Hong Kong)」「北京協力創成股権投資基金管理(Beijing Co-operative Equity Investment Fund Management)」の3社による企業連合で、緑地金融が関与する企業連合はデジタルバンク「緑聯銀行(GLL Bank)」(仮称)を設立する予定だ。

デジタルバンクのライセンスの取得により、預金の受け入れや小売業・企業顧客に向けた銀行サービスの提供が可能になる。また、DWBライセンスは中小企業を中心とした法人向け市場に照準を合わせている。新しいデジタルバンクは2022年初頭に営業を開始すると、MASは見込んでいる。

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