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AIによる医療診断システムの研究開発を行う「数坤科技(Shukun Technology)」が新たに5億9000万元(約95億円)を調達した。
リード・インベスターは「セコイア・キャピタル・チャイナ(紅杉資本中国基金)」、コ・インベスターは「中国再保険(China Reinsurance)」、「中金浦成」、既存株主の「啓明創投(Qiming Venture Partners)」など。2020年に同社が調達した資金は総額10億元(約160億円)に迫る。
2017年に設立された数坤科技は、まず「デジタル心臓」によりブレイクスルーを果たし、現在では「デジタル脳」、「デジタル胸部」、「デジタル腹部」などを含めたイメージングインテリジェントプラットフォーム「デジタル人体」を構築している。同社はこれにより画像診断の全プロセスでスマート化を推進し、オンライン病院における「病人の随時受付、レポートの即時受取」という医療サービス機能を実現。患者の診療体験と病院の医療リソースの使用効率を大幅に向上させている。
なお、同社CEOの馬春娥氏は、2020年に米フォーチュン誌による「40 under 40(世界で最も影響力のある40歳以下の若手実力者Top40)」に選出されている。
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