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中国新興EVメーカー「小鵬汽車(Xpeng Motors)」は3月8日、2020年第4四半期(10~12月)および通年の財務報告書(未監査)を発表した。同社が昨年8月に上場して以来2回目の決算発表である。
第4四半期、小鵬汽車の総売上高は28億5100万元(約476億円)。前年同期の6億4000万元(約106億円)と比較して345.5%増、前四半期の19億9000万元(約332億円)よりも43.3%増だった。2020年通年の総売上高は、前年比151.8%増の58億4400万元(約975億円)だった。
2020年通年の粗利益率は4.6%、車両販売の売上高に占める粗利益率は3.5%。2019年はそれぞれ-24.0%と-25.9%であり、年間を通して粗利益率が初めてプラスに転じた。同社によると、粗利益率が改善された主な理由として、製品構成の改善、材料コストの削減、製造効率の向上が挙げられるという。
この1年は、ライバルで共に米国市場に上場する「蔚来汽車(NIO)」と「理想汽車(Li Auto)」も粗利益率がプラスに転じている。蔚来汽車の2020年の粗利益率は11.5%、理想汽車は16.38%。販売台数も伸ばし、3社とも大幅な成長を遂げている。
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