アリババ傘下物流企業「菜鳥」、QRコードに続く次世代識別技術RFIDを公開 精度99.8%

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中国市場の物流分野に特化した会議「2021全球物流技術大会(2021 Global Logistics Technology Conference)」(4月14~15日/海南省海口市)で、中国アリババ系の物流プラットフォーム「菜鳥(CAINIAO)」が主導する「精密RFID(電波による個体識別)技術」が公開され、中国物流購買連合会(CFLP)から「物流技術革新賞(物流技術創新奨)」を授与された。これはバーコード、QRコードに続く第3世代の自動識別技術であり、すでに大規模商用化の条件を備えている。RFIDは一般的にサプライチェーンの商品流通における貨物の点検や出入庫管理、トレーサビリティに用いられる。

これまで、業界における識別精度は80%前後だったが、菜鳥は2年余りにわたる研究開発を経て、それを99.8%にまで向上させた。

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