GojekとTokopediaの合併決定、巨大企業「GoTo」誕生 投資家には中国アリババなど

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GojekとTokopediaの合併決定、巨大企業「GoTo」誕生 投資家には中国アリババなど

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インドネシアのインターネット大手GojekとTokopediaが合併することに合意したと、5月17日に報じられた。合併後の新会社名は「GoTo」で、インドネシア最大のインターネット&テクノロジー会社として、ライドシェア、ネット通販、フードデリバリーサービスなどを手掛ける。

新会社の投資家には、中国アリババ・グループ(阿里巴巴集団)、テンセント(騰訊)、京東(JD.com)、米フェイスブック(Facebook)、グーグル(Google)、セコイア・キャピタル・インド、ソフトバンク・ビジョン・ファンド1、インドネシアのコングロマリット「Astra International」、世界有数の資産運用会社ブラックロック(Black Rock)などがある

両社の共同声明では、GoToが約180億ドルの価値を持つ新たなエコシステムの中心的存在となり、その中でGojekとTokopediaは別々のブランドとして今後も共存していくという。過去業績から推算すると、GoToの今後の取引額はインドネシアのGDPの2%を占めることになる。

この報道前には、両社が2022年に米国での上場を計画しているとロイター通信が報じていた。

GojekとTokopediaが合併、その背景と新企業「Goto」の実力

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