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6月18日、中古電子製品の買取り・販売サービス「愛回収(Aihuishou)」の運営会社「万物新生集団(Wanwu xinsheng Group)」が、ニューヨーク証券取引所に上場した。ティッカーコードは「RERE」、終値は発行価格の14ドル(約1540円)/ADSから22.93%上昇して17.21ドル(約1890円)、時価総額は37億9300万ドル(約4170億円)となった。
万物新生は2011年に上海で設立された。主力事業には電子製品の買取りプラットフォーム愛回収のほか、中古電子製品のBtoB取引プラットフォーム「拍機堂」、BtoC中古品取引プラットフォーム「拍拍」、海外事業「AHS Device」がある。
同社の2020年の取引件数は前年の1590万件から48.4%増加し約2360万件となった。一方、売上高は伸びているが、ここ3年間は赤字続きで、 20年は4億5880万元(約78億円)の営業損失だった。
19年6月、EC大手の京東集団(JD.com)は愛回収の5億ドル(約550億円)を超える資金調達でリードインベスターを務めると共に、傘下の中古商品取引プラットフォーム拍拍を愛回収と戦略的統合させた。この投資を機に京東は同社の筆頭株主となった。
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