中国のクラウドサービス、今年1~3月の支出額は60億ドル超で世界第2位

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市場調査会社「Canalys」の最新データによると、2021年第1四半期、中国市場におけるクラウド・インフラストラクチャサービスの支出額は55%増加し、60億ドル(約6632億円)に達したという。中国政府がクラウドコンピューティングを戦略的優先事項として掲げたことが有利に働き、引き続き同分野の成長が他国を上回った形だ。

世界全体で見ると、中国のクラウド・インフラストラクチャサービスの支出額は米国に次いで世界第2位。前年同期は全世界の支出総額の12%だったが、今期は14%まで増加した。

中国の四大クラウドサービス・プロバイダーは、アリババクラウド、ファーウェイクラウド、テンセントクラウド、百度智能雲(Baidu AI Cloud)で、これら4社が支出額の8割以上を占めている。

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