シェア自転車ofo、滴滴による「買収提案書」が流出

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シェア自転車ofo、滴滴による「買収提案書」が流出

最前线 | 滴滴收购ofo意向书曝光?滴滴:从未有收购ofo意向

自媒体“略大参考”从接近ofo核心人士处获得的一份投资意向书显示,滴滴在8月份曾提出以20亿美金的估值收购ofo。同时,滴滴意在通过董事会成员、CEO等关键岗位任命来加紧对ofo的控制权。而这些似乎印证了市场中的传闻。

不过随后ofo和滴滴纷纷澄清。

滴滴向36氪表示,“滴滴曾提出收购ofo”的传闻与事实不符。滴滴从未有过收购ofo的意向,也承诺未来将继续支持其独立发展。ofo也向36氪表示,近期网上关于“滴滴有意收购ofo”以及“有股东企图压低价格对ofo进行恶意收购”的消息纯属子虚乌有。ofo和包括滴滴在内的各位股东保持着紧密的合作关系,股东对公司的独立发展也持一贯坚定的支持态度。

虽然滴滴明确否认有收购滴滴的意向,但此前36氪等媒体曾多次报道双方有过接触。

7月底,36氪曾报道,滴滴收购ofo的谈判已经接近尾声,不过前者却一再压低价格。8月底,极客公园再次报道“ofo卖身滴滴的协议已经达成,公司作价20亿美元左右”。不过,ofo联合创始人于信否认称:“假的。终局?还早。”

值得一提的是,同在8月底,滴滴遭遇了又一起顺风车遇害事件,此后公司进入连续至今的整改。期间,滴滴方面曾披露,2018年上半年亏损扩大至40.4亿元,比2017年全年亏损的25亿元还要多出61%。这也让曾规划2018年实现整体“微盈利”的小目标成为泡影。如果再拿出20亿收购ofo,这会让公司账面更难看,尽可能压低收购价格似乎也在意料之中。

即便身为ofo大股东,滴滴也未能完全掌控它。本来想通过小蓝单车和青桔单车自己做,但经过这么长时间的尝试后仍未有起色。ofo的品牌价值以及在一二线城市的投放权,对滴滴来说依旧有吸引力。而且,美团+摩拜,阿里系+哈啰出行的布局带来的压力也不小。

从6月开始,媒体就曾多次报道ofo的资金告急。而在多次融资中滴滴都曾扮演了阻拦者的角色。

据AI财经社援引ofo投资方的消息,今年8月,滴滴否决了自己提出的5亿美元收购ofo并额外追加几亿美元运营费的方案,一度致使ofo陷入生存困境。为顺利渡过眼下将至的发薪难关,ofo转向阿里方面发起一笔紧急借款,由于最大股东方且握有一票否决权的滴滴迟迟不表态,直到9月10日最后一刻这笔借款也未能成功到账。

对于这样的指摘,滴滴彼时回应36氪称:公司从未在ofo融资或借款过程中使用过否决权,也没有发生过拒绝签字的情况。今日,滴滴再次回应称,从ofo 2016年C轮至最近的E轮融资中,滴滴每轮均有参与,累计共投资3.5亿美元。作为投资人,滴滴从未、并承诺未来也不会行使一票否决权。

9月初,36氪从关键知情人士了解到ofo将完成E2-2轮融资,融资数额达数亿美金。该轮融资由蚂蚁金服领投,滴滴跟投。不过一个对月过去,又没有了消息。在资金越来越紧张的情况下,留给ofo的时间不多了。而滴滴和ofo的关系将走向何方,还需要时间来解答。

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オウンドメディア「略大参考」はシェア自転車ofoの関係者から、配車サービス大手の滴滴出行(Didi Chuxing)が8月、ofoに対し20億ドル(約2300億円)で買収を提案する投資意向書を入手したとして、掲載した。滴滴はofoのCEOなど経営幹部を選任することで、同社の支配権を得ようとしていたという。関係者の情報は、市場での噂と一致している。

一方、滴滴は36Krの取材に対し、ofo買収提案の事実を否定、今後も同社の独立運営をサポートすると言明した。ofoも36Krの取材に対し、「ofoを安く買収しようとする株主がいるとの情報もあるが、根も葉もない噂だ。当社は滴滴を含め、株主と緊密に連携しており、独立を維持して成長する方針を理解してもらっている」とコメントした。

両社が買収を否定しているにもかかわらず、滴滴によるofo買収観測は、なお根強い。

しかし滴滴の相乗りサービス「順風車」の運転手が乗客女性を殺害する事件が8月に発生し、風向きが変わった可能性もある。滴滴は信頼回復に追われ、さらには2018年上期の赤字が、2017年1年間をはるかに上回る40億4000万元(約660億円)に上ることも明らかになった。滴滴は2018年の黒字転換を計画していたが、実現はほぼ不可能となり、さらに20億ドルでofoを買収したら、業績をさらに圧迫することになる。

とは言え、滴滴が運営するシェア自転車事業はうまくいっておらず、ofoブランドは手にしたいところだろう。美団点評(Meituan-Dianping)が摩拝単車(モバイク、mobike)と、アリババが哈羅単車(Hellobike)と組んだことも大きなプレッシャーとなっている。

関係者によると、資金難が度々伝えられるofoは紆余曲折の末、9月初めにアント・フィナンシャル(螞蟻金服)や滴滴から数億ドルを調達したとされるが、事実確認はできていない。ofoに残された時間が多くないのだけは間違いない。

(翻訳・浦上早苗)

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