ファーウェイが中国車載IoT大手と業務提携。自動車メーカーのIT化支援

華為技術(ファーウェイ)と自動車向けIoT開発大手の上海博泰(PATEO)は10日、ファーウェイのIoVプラットフォーム「OceanConnect」に関する提携を結んだ。ファーウェイは多くの自動車メーカーと協業しているが、車載IoT企業との提携は初めて。博泰は百度(バイドゥ)とも技術提携を進めており、同社に続くテック大手との協業となる。

ファーウェイと博泰はそれぞれが持つ流通チャネル、技術、商品、エコシステムの強みを組み合わせ、世界および中国市場に先進的なコネクテッドカー向けソフトやクラウドプラットフォーム、ユーザー体験を向上させるサービスを展開、自動車業界の戦略シフトやビジネスモデルの再構築を支援する。

ファーウェイは2013年、車載向け通信モジュールME909Tを発売。その後もコネクテッドカーの研究開発に投資を続けてきた。また、世界の自動車メーカーとの提携も推進している。

Ocean Connectはファーウェイが今年発表したIoV(車載IoT)プラットフォームで、自動車の運転などから得られるビッグデータの収集・分析や、スマートコンテンツの配信を通じ、自動車のインターネット接続や、交通のスマート化を支援する。

ファーウェイIoT接続管理プラットフォームの王強総経理は「IoVで先頭を走る上海博泰と、クラウドコンピューティング、ビッグデータ、人工知能(AI)、コネクテッドカー、自動運転車などの分野で提携できることを非常に嬉しく思う」とコメントした。

博泰の創業者でもある應宜倫董事長は「ファーウェイと協力し、自動車メーカーにソリューションを提供したい」と述べた。

中国のコネクテッドカー市場は2025年に2162億ドル(約24兆円)に拡大し、世界の4分の1を占めると予測されている。
(翻訳・浦上早苗)

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