ファーウェイ、新旗艦スマホ「P50」発表 米規制で5G非対応

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中国通信機器大手ファーウェイ(華為技術)の旗艦スマホ「P50」がついに登場した。同機はPシリーズの卓越した画像機能を引き継いでおり、5000万画素のメインカメラと4000万画素モノクロカメラを備え、80倍ズームをサポートする。また、次世代画像エンジン「XD Fusion Pro」を初採用し、画像情報の81%が保持できる。

P50は、6.5インチのOLEDディスプレイで、4100mAhバッテリーを搭載し、66W急速充電およびIP68防水防塵性能を備えている。チップ以外は完璧だが、5Gが旗艦標準になっている今、5G非対応では見劣り感は否めない。同機の価格は4488元(約7万6000円)で、5G対応のP40より300元(約5000円)高い。

ファーウェイの業績は米国制裁の影響を受けている。同社が発表した2021年第1四半期の業績報告によると、売上高は1500億5700万元(約2兆5000億円)で、前年同期より16.5%減少した。市場調査会社「Canalys」が発表した2021年第1四半期の世界スマートフォン出荷台数でも、ファーウェイはTop5に入っていない。

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