中国新興EVの理想汽車、香港上場に向けたヒアリング通過

36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

日本最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア。日本経済新聞社とパートナーシップ提携。デジタル化で先行する中国の「今」から日本の未来を読み取ろう。

新華社短信

中国新興EVの理想汽車、香港上場に向けたヒアリング通過

原文はこちら

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

続きを読む

【新華社北京7月30日】米ナスダックに上場する中国の新興電気自動車(EV)メーカー理想汽車(Li Auto)が26日までに、香港市場への重複上場に向けたヒアリングを通過したことが分かった。手続きが順調に進めば8月末にも上場するとみられる。

目論見書によると、同社の売上高は2019年が2億8400万元(1元=約17円)、20年が94億5700万元、21年1~3月が35億7500万元。販売費はそれぞれ2億8450万元、79億700万元、29億5800万元。純損失は24億3900万元、1億5200万元、3億6千万元だった。未来型車両の開発や自動運転ソリューション、生産施設、販売・サービスネットワーク拡充への投資が重しとなり、21年通期も赤字幅が拡大する見通しを示している。

19年11月にスポーツタイプ多目的車(SUV)「理想ONE」の量産を始め、今年5月に2021年モデルを発売。6月の納車台数は7713台で、前年同月比4.2倍、前月比78.4%増となった。6月30日時点の累計納車台数は6万3千台を超えている。

22年に同社初となるレンジエクステンダー(航続距離延長)搭載のSUVモデルを発売し、翌23年にはさらにSUV2モデルを追加する予定。高電圧の純粋EV用プラットフォーム「Whale」と「Shark」の開発も進めており、23年以降、毎年少なくとも高電圧の純粋EV2モデルを発売する計画を掲げている。

原文はこちら

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

関連記事はこちら

関連キーワード

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録