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中国のオンライン旅行エージェント(OTA)最大手で米ナスダックに上場している「トリップドットコム・グループ(Trip.com=携程集団)」が、2021年第2四半期(4月~6月)の財務報告書(未監査)を発表した。
中国国内旅行市場全体の着実な回復により、トリップドットコムの21年第2四半期の純売上高は前年同期比86%増の59億元(約1010億円)、調整後EBITDA(利払・税引・償却前営業利益)は同比639%増の9億1600万元(約157億円)となり、業績はまたもや市場の予測を上回った。
売上高を事業別に見てみると、宿泊予約事業は前年同期比96%増の25億元(約429億円)、交通関連チケットが同80%増の21億元(約360億円)、パッケージツアーは同182%増の3億6700万元(約63億円)、法人旅行管理事業は同141%増の3億9000万元(約67億円)だった。
また、出張需要は引き続き増加しており、中国国内の法人旅行市場は急回復している。同社の法人旅行管理事業はこれまでに、デジタル環境の整備により中小企業52万社と大企業1万2000社が法人旅費を最高3割削減し、2500万人以上の従業員が事前に資金を建て替えなくても高品質の出張サービスを享受できるようにサポートした。
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