中国新興EV「理想汽車」、北京でスマート工場着工 2023年稼働開始へ

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10月16日、中国新興電気自動車(EV)メーカー「理想汽車(Li Auto)」は北京市順義区で、「理想汽車北京サステナブル&スマートファクトリー(理想汽車北京緑色智能工廠)」の建設を正式に開始した。

この工事では、「北京汽車(BAIC)」と韓国の「現代(ヒュンダイ)自動車」の合弁である「北京現代汽車(Beijing Hyundai Motor)」から取得した第1工場を活用してスマート工場に改築するが、既存の工場を可能な限り、最大60%まで利用するという。このプロジェクトには総額60億元(約1070億円)以上が投入され、2023年末の稼働開始を計画している。年間10万台の純電気自動車(ピュアEV)の生産が可能になる予定だ。

このほか、理想汽車は新たに産業イノベーションセンターとスーパーチャージングステーションも建設し、最新モデルと製品技術を公開すると共に、顧客に急速充電サービスを提供することも計画している。

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