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米国株式市場の取引終了後、中国の新興電気自動車(EV)メーカー「蔚来汽車(NIO)」がこのほど、2021年第3四半期(7-9月)の決算を発表した。
全体として、NIOの業績は着実に成長している。第3四半期、同社の売上高は前年同期比116.6%増、前期比16.1%増の98億1000万元(約1750億円)となった。依然として赤字の状態が続いてるものの、単四半期の純損失は前年同期比20.2%減の8億3530万元(約149億円)、調整後の純損失は同比42.9%減の5億6970万元(約101億円)だった。
第3四半期の自動車の売上高は前年同期比102.4%増、前期比9.2%増の86億3680万元(約1540億円)、納入台数は同比100.2%増の計2万4439台となった。
さらに、NIOは決算報告の電話会議で、現在、中国国内132都市にショールーム「NIOハウス(蔚来中心)」を32カ所、小型ショールーム「NIOスペース」を285カ所に設置していることを明らかにした。そして同ブランドが2~3級都市にもより多く浸透するように、今後もNIOハウスとNIOスペースの設置を推進し、最適化していくとしている。
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