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中古電子製品の買取り・販売サービス「愛回収(Aihuishou)」の運営会社「万物新生(ATRenew Inc.)」が11月18日、2021年第3四半期(7~9月)の財務報告書を発表した。
2021年第3四半期(7~9月)、同社の売上高は前年同期比48.0%増の19億6000万元(約349億円)でガイダンスの上限を上回り、GMV(流通取引総額)は前年同期比56.6%増の83億元(約1480億円)に達し、予想を上回った。
同社によると、グループ業績の安定的成長は、計画的な店舗展開、EC大手「京東(JD.com)」をはじめとする戦略パートナーのサポート、およびプラットフォームのサービス機能のアップグレードなどによるものだという。
事業別に見ると、製品の自社販売の売上高は前年同期比45.0%増の16億6500万元(約297億円)、プラットフォームサービス事業の売上高は同比67.3%増の3億元(約53億5000万円)となっている。また、調整後の営業損失(非GAAPベース)は、2851万元(約5億円)で、営業損失率が前四半期の2.7%からさらに縮小し、1.5%となったことは注目できる。
このほか、同社は11月15日に開かれた臨時株主総会で英文社名を「ATRenew Inc.」に変更することが決議された。グローバル市場でのブランド認知度の向上を目的としている。
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