セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録
香港証券取引所の公式サイトで開示された資料によると、5億人のユーザーを擁する中国版Twitter「新浪微博(Weibo)」(以下「微博」)が、香港市場への重複上場に向けた公聴会を経て、香港証券取引所による承認を得た。ゴールドマン・サックス、クレディ・スイス、中信里昂証券(CLSA)、中国国際金融(CICC)が共同でスポンサーを務める。
微博は現時点ではIPOの調達目標額を明らかにしていないが、調達した資金を主にユーザー層の拡大とユーザーエンゲージメント、ユーザーエクスペリエンスおよび流動性の向上、戦略的アライアンス、投資および買収の模索に充てる予定だと述べた。
微博は2014年4月にナスダック上場を果たしている。先頃発表した四半期報告書によると、2021年第3四半期(7~9月)、同社の売上高は前年同期比30%増の6億740万ドル(約697億円)で、市場予測の5億9300万ドル(約680億円)を上回った。また、第3四半期末時点で、微博のMAU(月間アクティブユーザー数)は5億7300万人に達し、前年同期に比べ6200万人の純増。DAU(1日あたりのアクティブユーザー数)も2億4800万人に達し、前年同期に比べ2300万人の純増となり、直近6四半期で最高の伸び率となった。
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録