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アパレル向けサプライチェーンシステムSaaS「領猫SCM(LinkMORE)」を運営する「柚凡信息科技」が、シリーズA+で3000万ドル(約34億円)を調達した。リード・インベスターは「B Capital Group」、コ・インベスターは「蜂巧資本(BORCHID CAPITAL)」、既存株主の「雲啓資本(Yunqi Partners)」、「GGVキャピタル(紀源資本)」および、テキスタイルECプラットフォーム「百布(baibu)」を運営する「致景科技(ZhiJing Technology)」。
アパレル産業の市場規模は4兆元(約72兆円)を超える巨大なものだ。そのため、産業チェーンは供給側と需要側が極めて細分化されており、プロセスも長くて複雑である。
柚凡は、そのような産業チェーンの「主」であるブランド側の立場から、商品企画、デザイン、生地などの調達から物流、財務決算まで、アパレル企業の全プロセスにおよぶデジタル化を実現するためのコンパクトなSaaS製品「領猫SCM」を提供する。そしてこの製品により、産業チェーン連携の効率化と、企業によるデジタル物流ネットワークの構築を支援している。
同社はこれまでに、靴、アパレル、バッグの分野で約400社にサービスを提供し、契約更新率はほぼ100%を誇る。また10万社以上のOEMや素材サプライヤーと提携するなど、すでに実績を有している。
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