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中国の民間シンクタンク「胡潤研究院(Hurun Research Institute)」が、「2021年中国企業トップ500社ランキング(Hurun China 500 Most Valuable Private Companies 2021)」を発表した。これは中国の非国有企業上位500社を、時価総額または評価額に基づいてランク付けしたものだ。
今回のランク入りの最低ラインは、過去最高額となる320億元(約5738億円)で、前回から39%の90億元(約1613億円)上昇した。
トップ3について、テンセント(騰訊)の時価総額は、この1年で1兆元減少し3兆9000億元(約69兆円)だったが、それでも中国で最も価値ある非国有企業の地位を維持した。次いで半導体ファウンドリ世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が3兆7000億元(約66兆円)で第2位、逆にアリババは2兆5000億元(約44兆円)と時価総額が半減し、順位を1つ下げて第3位となった。
時価総額・企業価値が2倍以上に増加した企業は34社だった。このうち上昇幅が最大だったのは、ショート動画アプリ「TikTok」を運営するバイトダンス(字節跳動)で、これに車載電池メーカー「寧徳時代(CATL)」、生活関連サービス「美団(Meituan)」が続く。これら3社の時価総額は、いずれも前年に比べ1000億ドル(約11兆3661億円)以上上昇している。
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