宅配大手「順豊」傘下企業、物流用ドローンの試行運営許可を取得 中国初

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宅配大手「順豊」傘下企業、物流用ドローンの試行運営許可を取得 中国初

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中国宅配大手の「順豊控股(SFホールディング)」傘下の大型ドローン企業「豊鳥科技(SF UAS)」が、中国民用航空局が発行する支線輸送(各地域のターミナル~末端配送拠点間の輸送)用ドローンの試行運営許可を正式に取得したと、1月25日に発表した。

これにより同社は、特定の状況下において、トン級の大積載、長時間飛行によるドローン支線輸送の事業用試行運営を行える、中国初の企業となった。また同時に、特定シーンにおける運用リスク評価方式「SORA;Specific Operation Risk Assessment)」による、支線輸送の試行運用認可も、世界で初めて取得した。

IT関連情報サイト「IT之家」によると、豊鳥科技は承認後、まず陝西省楡林市などで支線輸送サービスを展開する。それにより、順豊が目指す「大型有人輸送機+支線輸送用大型ドローン+ラストワンマイル用ドローン」という、3段階の航空輸送ネットワーク構築をサポートする。さらに、中国民用航空局の監督指導の下、運用範囲を順次拡大し、そのネットワークを着実かつ段階的に広げていくという。

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